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ハイリスクな妊娠は専門医によるケアが必要です:妊娠糖尿病と肥満

妊娠中、妊婦さんに重篤な問題が生じるケースはほぼありませんが、健康面で注意すべきことがあります。高齢化にともなう妊娠高血圧症、妊娠高血圧腎症に加えて、特に糖尿病と肥満が妊娠中に発症するリスクがあります。これらの病気は妊娠に影響を及ぼすので、十分な注意が必要です。適切な診察、管理、治療を行わなければ、母体と胎児の両方に悪影響がでます。 

糖尿病は、妊娠前からもともともと糖尿病であったケースと、妊娠中に発症する妊娠糖尿病のケースがあります。肥満に関しては、妊娠前からの場合がほとんどです。専門医によると、肥満は妊娠糖尿病に関係するので、妊娠前にダイエットすることにより、妊娠糖尿病のリスクを抑えることができます。
 


妊娠糖尿病とは?

これを食べたら妊娠糖尿病を発症するというような特定の食べ物があるわけではないので、妊娠糖尿病を確実に予防する方法はありません。妊娠糖尿病を患ったことのある妊婦さんでも、次の妊娠では発症しない場合もあります。
 
一般的に、妊娠前からの肥満が、妊娠糖尿病の発症に大きく影響していると考えられています。妊娠中、母体には様々な変化が起こります。妊娠していない通常時なら、血糖値はホルモンの働きによって抑えられていますが、妊娠中は母体のホルモンの量が変化するため、ブドウ糖を効率的に処理することができなくなり、血糖値が上がりやすくなります。通常は、初回の出産前ケアの時、または妊娠24〜28週目に、妊娠糖尿病の検診を行います。
 
経験則により、妊娠20週目前に糖尿病であると診断される場合は、妊娠前から既に糖尿病であったと見なされます。妊娠20週目以降に妊娠糖尿病を発症する妊婦さんは、約20人に1人います。妊婦さんが肥満の場合、妊娠糖尿病の発症率は倍増します。
 

妊娠糖尿病は予防可能か?

一般の方より妊娠糖尿病になりやすい方がいます。 ご家族に糖尿病の方がいる、もしくは以前に体重4.1キログラム以上の赤ちゃんを出産したことがある方などです。 研究の結果、非白人女性は、白人女性よりも妊娠糖尿病を発症する確率が高いことが分かっています。 
 
妊娠前から糖尿病を発症している方は、服用しているお薬が、お腹の赤ちゃんに影響する恐れがあります。特に妊娠期間中は糖尿病が悪化しやすいので、担当の医師に服用している処方薬について相談し、必ずその指示に従ってください。
 

妊娠糖尿病によるリスクは?

妊娠糖尿病が母親に与える影響は、妊娠高血圧症候群や流産などの合併症を引き起こすことですが、このリスクは、適切な診察、管理、治療を行うことで抑えることができます。 

母親だけでなく、赤ちゃんにも先天異常、胎児発育不良、早産、または巨人児(平均よりはるかに大きい新生児)などの合併症が生じるリスクがあります。さらに、周産期死亡や子宮内胎児死亡なども起こり得ます。
 
妊娠糖尿病のリスクは、母親が、肥満である、ループスなどの免疫系障害がある、年齢が40歳以上の高年妊娠、または双子や三つ子など複数の胎児を妊娠している場合にも増加します。


妊娠と妊娠糖尿病

糖尿病でないか確認するには:赤ちゃんをお考えの方は、妊娠前に信頼できる医師に相談して、妊娠のスタンバイができているか、自分と赤ちゃんを危険にさらす疾患が隠れていないか確認することを、強くお勧めします。妊娠前健診プログラムは、既存の疾病を管理しながら、早期治療が可能な疾病を事前に見つけるための検査です。 
 
妊娠リスクのある疾病を持っているという自覚のある方は、その予防を行うことが非常に大切です。子宮内に胎児のいる時期に糖尿病が発症すると、ハイリスクな妊娠になりますので、妊娠期間、出産、産後を通して、経験豊富な専門医チームによる、母親と赤ちゃんに対する治療とケアが必要です。

研究によると、妊娠中の肥満により、妊娠糖尿病発症のリスクが高まります。体格指数(BMI)が、25〜29.9ならば体重過多(肥満1)、BMIが30以上ならば肥満です。 BMIが25以上の女性の方でも、通常生活には特に問題なく健康に過ごせるかもしれませんが、妊娠した場合は、母親と赤ちゃんの両方に危険なリスクをもたらす可能性があります。
 

肥満は妊娠にどんなリスクがあるのか?

体重過多や肥満は、病気を引き起こすリスク因子であり、また運動不足ならばさらにリスクが高まります。医師のあいだでは、一般に、BMIが高いほど、より健康リスクが高いと考えられています。肥満は、妊娠中の母親と赤ちゃん、両方の健康リスクを高めます。 
 
肥満が妊婦さんに与える影響は、妊娠糖尿病、睡眠時無呼吸、心機能障害、妊娠高血圧症候群などの合併症を引き起こすこと、他の臓器系、特に肝臓と腎臓に障害が生じることなどがあります。妊婦さんが肥満の場合、不育症になる可能性が高まり、さらに帝王切開率が上昇するので、出産時の創部感染症のリスクも増加します。 
 
赤ちゃんに与える影響は、自然流産、先天異常、出生異常、成長障害、巨人児、早産、死産などの合併症のリスクが高くなります。
 

肥満による妊娠中の健康リスクを最小限に抑える方法

妊娠中に体重が増加するのは正常なことで、お腹の中の赤ちゃんを健やかに育て、妊婦さん自身の健康な体を守るために、体重増加は必要なことです。しかし、妊娠前の肥満は、生活習慣の改善によって解消することを推奨します。肥満によって引き起こされる妊娠リスクを減らすには、妊娠前のダイエットが最も効果的で効率的な方法です。
 
妊娠中の過剰な体重増加は、多くの場合、母親と胎児の内分泌(ホルモン)系の変化が関係しています。バムルンラード病院のスペシャリストチームは、総合的なケアをモットーとしており、産科医と内分泌科の専門医が協力して診療を行います。
 
バムルンラード病院の妊娠前健診プログラムは、早期治療が可能な妊娠リスクの検査に加えて、快適で安全な妊娠のために、専門スタッフが体重管理についてのアドバイスをいたします。
 
赤ちゃんを考えている方は、安心で健康な妊娠のために、BMIが上昇した場合は、妊娠前に、信頼できる医師まで相談することを強くお勧めします。妊娠期間の肥満は、ハイリスクな妊娠となるので、計画期間、妊娠期間、出産、産後を通して、経験豊富な専門医によるケアが必要です。
 


 

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