椎弓切除術 は、全身麻酔で、うつ伏せになった状態で行います。(単数あるいは複数の)椎骨の一部を取り除き、圧迫されている神経根を確認します。病変の特定の後、圧迫要因を取り除きます。
手術では以下のような処置を行うこともあります:
- 椎間板の破損部分の切除
- 骨棘や肥大した骨の切除
- 瘢痕組織の切除
手術時間は約1時間半から3時間です。手術後数日間、創部からの出血を排出するため、創内にプラスチック製のドレーンを取り付けた状態にする場合があります。手術後の入院期間は4、5日ですが、日常生活に戻るまでの期間は、手術前の状態や年齢によって大きな差があります。できるだけ早く歩行を再開することが望ましいですが、縫合部が治癒するまでは(6週間程度)、必要以上に手術部位を曲げたりねじったり、物を持ち上げたりしないようにしてください。