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Total Hip Replacement with MAKOplasty ®(MAKOplasty®を用いた人工股関節全置換)

人工股関節全置換術は、股関節の損傷している部分を取り除き、人工部品でできた股関節に置き換える手術です。

人工股関節全置換術の対象となる患者様
  • 変形性股関節症の患者様で、激痛を伴ったり、変形により日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合
  • 変形性股関節症の患者様で、減量、薬物療法、理学療法等で症状が回復しない場合

MAKOplasty® は、関節置換術に用いられるロボットアームを使った技術で、人工膝関節部分置換術と人工股関節全置換術の両方に使用することができます。

人工股関節全置換術ではしばしば、人工股関節が外れる、左右の脚の長さが違う、人工股関節の寿命が短い等の問題が生じ、定期的に手術を受ける必要があるだけでなく、手術の度に効果が減少していく可能性もありました。

置換術に用いられるロボットアーム には、アームだけでなく、三次元画像システムと各機能を制御するコンピュータが内蔵されており、それぞれが連結して機能します。ロボットアームによって、医師はより詳細な手術計画を立てることが可能となり、手術の精度が向上するとともに、処置ミスのリスク減少につながります。

  • 人工股関節を正確な位置に設置できるため、脱臼といった関節のずれによる合併症を防ぐだけでなく、人工股関節の寿命も従来のものより長くなります。
  • ほとんどの場合(90%)、手術後24時間以内に補助具を使って歩行を再開できます。
  • 手術箇所が小さいため、出血が最小限で回復も早くなります。通常の入院期間は3日程度です。

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