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腹腔鏡による胆嚢摘出術

 

手術方法
腹腔鏡による胆嚢摘出術 は、通常、全身麻酔で行います。手術では、腹部に炭酸ガスを入れて膨らませ処置用のスペースを確保した後、へそを小さく切開して、腹腔鏡を入れます。他の器具用にもう3ヶ所に小さな穴を開けてから、胆嚢の位置を確認し、胆嚢管と動脈を結紮(けっさつ)して切離します。胆嚢を摘出し、切開部を閉じます。総胆管内の結石や異常を確認するため、X線撮影(術中胆道造影)を行う場合もあります。

胆嚢摘出術は、一般に以下のような症状の治療に用いられます:

  • 胆石等の胆嚢疾患
  • 胆嚢の感染症や炎症
  • 胆嚢ポリープ

腹腔鏡下手術は術後の痛みが少なく、入院期間も短くてすみます。また、開腹手術よりも傷痕が小さいという利点があります。

麻酔に伴う合併症(呼吸器官や心臓の機能障害等)の発生リスクがあります。その他の合併症は以下のとおりです:

  • 胆管、血管等、腹部器官の損傷
  • (炭酸ガスによる)軽度の肩の痛み
  • 術後出血
  • 感染症

手術前および手術後に医師の指示に従っていただくことで、合併症のリスクは軽減されます。

出血のある場合、急性感染症による解剖学的異常のある場合、過去の手術や感染症による瘢痕により手術部位の良好な視野が確保できない場合には、開腹手術が必要となります。
手術適応については、事前検査の後、患者様と相談の上、医師が最終判断を行います。

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