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高血圧

高血圧により腎臓病、脳卒中、麻痺、心臓病をひき起こす可能性があります。高血圧は“サイレント・キラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれ、表立った症状がないことも多くあります。健康診断を受けたり、血圧を定期的に測定することによってのみ高血圧かどうかを知ることができます。

高血圧の分類

分類

収縮期血圧

 

拡張期血圧

推奨されること

正常血圧

<120

かつ

<80

血圧を定期的に測定する

前高血圧

120-139

かつ/ または

80-89

血圧を定期的に測定する

高血圧

140-159

かつ/ または

90-99

受診する

Ⅰ度高血圧

160-179

かつ/ または

100-109

受診する

Ⅱ度高血圧

>180

かつ/ または

>110

直ちに受診する

  • 激しい胸部の痛み
  • 動悸
  • 疲労しやすい
  • 吐き気を伴う突然の頭痛
  • 一側の上肢あるいは下肢、その両方に脱力感がある(一時的あるいは自然に消失する場合であっても)
  • 一側の視力消失(一時的なものであっても)
  1. 体重:健康的な体重を維持する。
     
    DASH食事療法(Dietary Approach to Stop Hypertension)
  2. 動物性飽和脂肪(バター、チーズ、一部の加工肉など)を含んだ食品を避け、脂肪の総摂取量を減らしコレステロールの摂取を1日あたり300ミリグラム以下におさえる。
  3. より多くの野菜と果物を毎食摂取する(1日あたり25~30グラムの食物繊維の摂取が目安)。
  4. 塩分の多い食品を避け1日あたりのナトリウム摂取量が2,400ミリグラム(塩小さじ1杯あるいは醤油・ナンプラー大さじ1杯に相当)を超えないようにする。1日あたりのナトリウム摂取量を1,500ミリグラムに抑えることで血圧をよりコントロールすることが可能です。
  5. 低脂肪牛乳を飲むことでカルシウム摂取をはかる。
  6. 米やパンなどの炭水化物の摂取を控え、摂取する場合にも全粒粉パンや玄米などを選ぶようにする。
乾燥豆を選ぶことでマグネシウムの摂取をはかる。
高血圧患者のための運動療法
  • 担当医の指示に基づいて運動をするようにします。身体状態の評価、起こりうる合併症の予測、運動後に危険な兆候が出ていないかを含めて診察を受けることが大切です。危険がないと判断されれば、自宅にて運動を行い、定期的な診察でその効果をチェックするといいでしょう。
  • 身体機能の維持のためにジョギング、ウォーキング、水泳などの有酸素運動を行ないましょう。
  • 週に5~7回、1回あたり30分から1時間を目安に定期的に運動するようにしましょう。暫く運動をしなかった後には、強度の低い運動から始め、徐々に強度を上げるようにします。
治療効果を高めるためにも、薬の服用とともに生活習慣を変える必要があります。
 
降圧剤の服用
  1. 毎日同じ時間に服用するようにします。
  2. 急性高血圧症などの合併症をひき起こす可能性があるため、医師の指示がない限り服用を中止しないでください。
  3. 自己判断で服用量を変えると、更なる高血圧症や逆に低血圧症になる恐れがあるので、医師の指示がない限り変えないでください。
  4. 服用を忘れないようにしましょう。
  • 1回の服用を忘れた場合には思い出したらすぐに服用し、次の薬は規定どおりに服用します。
  • 2回の服用を忘れた場合には、12時間以内であれば思い出したらすぐに1回分を服用します。12時間を超えていた場合や次の服用時間が迫っている場合には次の服用から規定どおりの服用を行ってください。
  1. 血圧管理のためには薬物療法だけでなく、食事療法、運動療法、禁煙などの管理を一緒に行なうことが必要です。
  2. 薬草や他のサプリメントとの併用は、血圧管理の効果を減弱したり副作用をひき起こす可能性があるので避けます。
  3. いかなる薬であっても、服用前には担当医あるいは薬剤師に相談してください。
 
喫煙:禁煙しましょう。
 
アルコール:禁酒するか、男性の場合は蒸留酒60ミリリットルあるいはワイン240ミリリットル、ビールならば720ミリリットル(2缶分)以下に摂取量を控えるようにします。女性の場合にはその半量に抑えます。
 
高コレステロールなど他の危険因子がないか血液検査をしましょう:特に糖尿病や高コレステロール血症などの病気は、治療あるいは管理するようにしましょう。
 
 
ストレス:
  • リラックス方法を覚え、十分な睡眠と休息を心がけます。
  • 毎日自分のための時間を作るようにします。
短期的な目標
  • 他の合併症がない場合には収縮期血圧140未満、拡張期血圧90未満を目標に血圧管理をするようにします。
  • 糖尿病や慢性腎臓病を合併している場合、収縮期血圧140未満、拡張期血圧80未満を目標に血圧管理をするようにします。
 
長期的な目標
  • 合併症を予防し生活の質を向上させる。

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