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人工膝関節置換手術

人工膝関節置換手術とは、病変または損傷した膝の関節面を、金属およびプラスチック製の人工補装具に置き換える外科手術です。

人工膝関節置換手術はどのように行われるのですか?
人工膝関節置換手術は、全身麻 酔または脊椎麻酔下で行なわれます。処置に当たって、外科医は、大腿骨と脛骨末端部の関節軟骨 (膝蓋骨の軟骨の場合もあります) を削り取り、そこに人工キャップを取り付けます。その後、これらの軟骨を特殊セメントで元の骨に再度取り付けます。手術後は膝に大きな包帯を巻くことにな ります。手術後数日間は、関節から過剰な体液を排出するためにドレナージ管が取り付けられます。血栓を防ぐため、手術後すぐに加圧ストッキングを装着する 必要があります。
ほとんどの場合、人工膝関節置換手術は、人が自由に行動する能力を制限する膝の関節症や損傷からくる深刻な痛みを緩和するために行なわれます。膝の腫瘍を取り除くために行う場合もあります。

呼吸性・心臓性の機能障害を含む、麻酔に伴うリスクと合併症の可能性があります。また、その他の合併症として、次のようなものがあります。

  • 抗生物質の使用や、ときには入院を必要とする感染
  • 手術後何年か経ってから、関節周囲に起こる感染
  • 脚の血栓 (深部静脈血栓症)。遊離して肺に移動する (肺塞栓症) 可能性があります。
  • 神経または血管の損傷
  • 人工補装具の緩みまたは脱臼
  • 関節硬直

これらのリスクについては、術前、術後の外科医の指示に従っていただくことで低減できます

人工膝関節置換手術に代わる下記のような代替的アプローチについて、外科医がご相談を承ります。

  • ステッキや杖、装着する特殊固定器といった歩行補助具
  • 関節の位置を安定させ、痛みを緩和するため、膝関節周辺の筋肉を強化する運動プログラム
  • アスピリン、イブプロフェン、セレブレックスといった痛みを緩和するための非ステロイド抗炎症薬
  • プレドニゾンやコルチゾンといった関節の炎症を軽減する副腎皮質ステロイド剤
  • グルコサミン、コンドロイチンといったハーブ系サプリメント
  • 関節鏡視下手術
  • 骨切り術
  • 軟骨移植
  • 膝固定術
人工膝関節置換手術を行うに は、感染症にかかっていない状態でなければなりません。患者様に人工膝関節置換手術が適しているかどうかを判断するため、詳細な術前検査を行います。検査 および患者様のご相談後、この処置への各患者様の適性を外科医が最終的に判断します。手術後の経過は、患者様の努力に大きく左右されます。

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