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手指の手術

 

施術方法

多岐にわたる施術方法があり、次のような疾病の治療に用いられます:

  • 手の外傷
  • 手根管症候群
  • 関節リウマチ
  • デュプイトラン拘縮
  • 先天性欠損症

手指の手術の施術には以下のようなものがあります:

皮膚の欠損部位に新しい皮膚を移植する方法です。
植皮と似ていますが、血流のある皮膚(皮弁)を移植する点が異なります。皮弁には皮下の血管の他、脂肪や筋肉が付着しています。
折れた骨の位置を元に戻し、完治するまで固定する方法です。
腱の修復は、一次修復、遷延一次修復、二次修復に分類されます。一次修復は、24時間以内の急性外傷の修復で、遷延一次修復は数日経ってから行うもので、傷口は開いた状態です。二次修復は2週間から5週間ほど経ってから行います。一次修復では外科的な外傷の治療のみを行い、二次修復で、移植腱(グラフト)を用いた治療(他の部位から採取した腱を損傷部位に固定すること)等、より複雑な施術を行います。
手に通っている主な神経は、尺骨神経、正中神経、橈骨神経の3つで、これらの神経が損傷すると、手の運動機能や感覚機能が低下します。自然に治癒する神経の損傷もありますが、手術が必要となるものもあります。また、重症の場合には、他の神経との接合や神経移植による修復が必要となります。

コンパートメント症候群の治療に用いられます。コンパートメント症候群は、主に外傷を原因として、筋膜や骨に囲まれた動脈、神経、静脈を内包する筋区画(コンパートメント)の組織内圧が上昇する症状で、循環不全による組織への影響や機能障害を引き起こします。

手の感染症は一般的に起こりやすいもので、治療法には、休息、熱を用いた治療、挙上、抗生物質の使用、外科的処置等がありますが、手に膿瘍ができた場合は、切開排膿により膿を取り除きます。デブリードマン(創面切除、創傷清拭)は感染防止と治癒促進に用いられ、感染症や外傷が重度の場合に使用されます。
人工関節置換術と呼ばれることもある関節形成術は、重度の関節炎の治療に用いられ、疾病により損傷した関節を人工関節に取り替えます。人工関節は金属製、プラスチック製、シリコンゴム製の他、患者様自身の体から採取したもの(腱等)を使用することもあります。
手の外傷、手根管症候群、関節リウマチ、デュプイトラン拘縮、先天性欠損症等の疾病のある方

外科的処置にはリスクが伴います。処置への同意前に、リスクについて十分にご理解いただく必要があります。受診時に医師より十分な説明を受け、不明な点があれば必ずご質問ください。

施術前には、施術に伴うリスクについて説明を受けたこと、リスクを理解し承諾していることについて同意書にご署名いただきます。医療機関必須の手続きですので、同意書へのご署名がない場合、施術は行いません。

施術の結果に影響するまたはリスクを高める可能性のある薬剤の服用・使用、病歴、内科的合併症等がある場合は、必ず事前に医師へお伝えください。

リスクやその程度は関連要因によってひとりひとり異なります。非常に可能性の低いものを含め、本施術には以下のようなリスクが伴います:

感染症、治癒不良、手や指の感覚または動きの喪失、血栓

手術時間: 個々人の状態や手術内容によって異なります。

麻酔: 全身麻酔(術後の治療で局部麻酔を使用することもあります)

手は体の中で最も敏感な部位に入るため、術後は中度から重度の痛みを伴うことがあります。手を固定する期間や通常の日常生活に戻るまでの期間は手術の種類・範囲や治癒の早さによって異なります。

早期回復のため、専門家の指導の下でのリハビリ(理学療法・作業療法)をお勧めする場合もあります。

上記は、あくまで治療前の参考資料です。実際の治療方法については、医師へご相談ください。

ご質問等ございましたら、お問い合わせください。

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