bih.button.backtotop.text

医療法人徳洲会(徳洲会医療グループ)と日タイ合同国際循環器症例検討会

7月 13, 2023

7月3日、バムルンラード病院は、循環器科・心臓疾患センターの更なる強化のため、名古屋徳洲会総合病院と共同で、日タイ合同国際循環器症例検討会を開催しました。徳洲会グループは、今年50周年を迎えられる日本最大の医療グループです。

 
名古屋徳洲会総合病院発表者、及び検討項目
 
名古屋徳洲会病院 山内博貴先生 
  • 「ダヴィンチロボットによる三尖弁形成術の1例」
 
名古屋徳洲会病院 森田英男先生 
  • 「慢性胸腹部大動脈解離に対するステントグラフト、開腹人工血管置換による全大動脈置換術」
 
モデレーター:名古屋徳洲会総合病院 心臓血管外科 総長 大橋壯樹先生
 
バムルンラード病院発表者、及び検討項目
 
バムルンラード病院循環器科・心臓疾患センター・センター長
Prof.Dr. Koonlawee Nademanee
  • 「電気生理学(EP)と遺伝学・EPアブレーション技術による遺伝性不整脈(ブルガダ症候群など)の治療」
  • 「心房細動に対するアブレーション・心房細動に関する最新知識と技術の検討」
 
バムルンラード病院循環器科・心臓疾患センター
Dr. Manasawee Vassara 
  • 「心不全と移植 遺伝性疾患で心移植を受けた少女の症例検討」
 
モデレーター: バムルンラード病院循環器科・心臓疾患センター・オペレーション部門センター長Dr. Achirawin Jirakamolchaisiri
 
日タイ合同国際循環器症例検討会の開催にあたり、名古屋徳洲会病院よりコメントを頂戴しました。
名古屋徳洲会総合病院 心臓血管外科 総長 
大橋壯樹先生
名古屋徳洲会病院は、徳洲会医療グループ内の病院の一つであり、世界的に有名な高度な医療を提供する病院である貴病院と共に、この心血管学会に参加することは大変な名誉と喜びです。徳洲会医療グループは50年前に創設され、その後、日本全国に拡大し、70の病院と100以上の医療施設を運営する国内最大の医療グループとなりました。その中には、年間6,000件の心血管手術を行う心血管センターを備えた病院が20軒あります。この会議で心臓および血管ケアの分野での経験を共有する機会を得られることに興奮しており、また、このイベントの準備に携わってくださったすべての参加者に対して感謝の意を表したいと思います。
 
名古屋徳洲会総合病院 院長 
名古屋徳洲会総合病院 循環器内科 部長 
加藤千雄先生
この度、心房細動の新たな治療optionを開発され、さらに難病中の難病とされるBrugada症候群に対する根治療法を発見されたNademanee先生率いるバムルンラード病院と合同conferenceを開催出来ることは大変な栄誉であり、心から感謝申し上げます。
Nademanee先生の業績はBrugada症候群の治療法を導き出したばかりでなく、それまで再分極と考えられていたその病態メカニズムにも一石を投じ、2011年に先生が脱分極異常の可能性に言及しCirculationに報告され12年経った今現在も、決着がついておりません。それほど革新的なアイデアを世に示した先生と、時間を共有できることは望外の喜びです。当院では私が赴任して1600例以上のカテーテルアブレーションを施術して参りましたが、残念ながらBrugada症候群の治療経験はございません。今日の検討会が、私どもが今後するであろうBrugada症候群の治療に際し役立つばかりでなく、心血管病に立ち向かう今日の受講者全てにとって有益な時間となるものと確信しております。
 
 
 
Article by this doctor 


Layout-Case-Conference-with-Tokushukai-Medical-Group-Blog_Blog-Cover.jpg
EP検査 新しい不整脈治療の光

 
    Scroll for more