Chemotherapy(化学療法)

化学療法 は、医薬品の投与によってがん細胞の増殖を阻害し、がん細胞を破壊する治療法です。化学療法には以下のような目的があります:

  • がんの治療と再発防止
  • 腫瘍の縮小または増殖阻止による他部位への転移防止
  • 転移が進んでいる場合の症状軽減による生活の質の向上

化学療法は、がん細胞だけでなく、体内の正常な細胞や他の臓器の機能にも影響にも及ぼすため、吐き気、嘔吐、口の痛み、食欲減退、免疫不全、下痢、脱毛等の副作用があります。副作用の程度は、投与する薬剤の種類、患者様の健康状態や精神状態によって異なります。

 


治療方法

化学療法薬には、以下のような投与方法があります:

  • 経口投与 :消化器官で効率的に吸収できないため、もしくは消化器官への刺激が強く、吐き気、嘔吐、下痢の症状を引き起こすため、経口投与できない薬剤もあります。
  • 静脈内投与 :体内にすばやく薬剤が吸収されるため、最も一般的な投与方法です。
  • 筋肉内投与 :皮膚や筋肉の炎症を引き起こし、破壊する場合もあるため、一般的には採用されません。

複数の投与方法が併用される場合もあります。投与期間は1日から数日、投与回数も毎日、週に一度とさまざまです。がんの種類と患者様の健康状態に基づき、がん専門医が最適な処方と投与スケジュールを決定します。


化学療法薬の選定

がん治療の有効性を確保するためには、薬剤の種類や用量、投与期間を含め、正しい化学療法を選定することが非常に重要です。化学療法薬は影響力が非常に強いため、過剰に投与すると重度の副作用を引き起こします。一方で、投与量が少なすぎると、がん細胞を破壊することができません。

がんの種類やステージ、患者様の健康状態や他の疾病、がん治療歴の有無、副作用、薬剤同士の相性等、さまざまな要因を考慮してがん専門医が化学療法のための処方を決定します。投与する薬剤は1種類のみの場合と複数を併用する場合がありますが、複数を併用する方が効果的です。

 


化学療法の治療期間

治療期間は、がんの種類やステージ、薬剤への反応性によって異なります。通常、1日から5日を1周期として薬剤を投与し、各周期の間は3週間から4週間の間隔をあけます。医師の治療計画によりますが、投与期間は平均で6周期から8周期です。最大限の効果を得るためには、医師の指示に従い確実に通院を続けることが重要になります。

 


化学療法への準備

  • 5大栄養素をきちんと摂りましょう。
  • 十分に休養をとり、1時間から2時間の昼寝の時間を取ってください。
  • 心臓疾患、糖尿病、高血圧等、常用薬の服用が必要な疾患のある場合は、事前に医師へお知らせください。
  • ストレスや不安をなくして、落ち着いた気持ちで治療に臨むようにしましょう。

 


化学治療中のセルフケア

  • 注射部位周辺の皮膚に痛み、腫れ、赤みがある場合、あるいは薬剤が血管から流れ出ている感覚のある場合は、直ちに看護士にお知らせください。
  • 薬剤が尿として排出されるよう十分な水分を摂ってください。
  • 吐き気や嘔吐といった症状のある場合は、看護士にお知らせください。

 

 



所在地

The Horizon Cancer Center(ホライズンがん治療センター)

バムルンラード・インターナショナル、本館南棟3階

お問い合わせ

電話:+66 (0) 2667 1555
ファックス:0 2667 2915