異常な凝固状態(体内で血液が硬い塊を形成すること、いわゆる「血栓」)のリスクを鑑み、当院では、効果的な治療を確実に行いつつ、予防にも重点を置き、リスクの高い患者様のケアを行っています。
血栓は、痛みはそれほどありませんが、脳卒中、心臓発作、肺塞栓等の重大な疾病を引き起こします。通常、血栓の治療には、抗凝固薬と呼ばれる薬剤が使用されます。
抗凝固薬とは?
抗凝固役 は、血液凝固の働きを抑制する薬剤で、血液中の血栓予防を目的とするものです。最もよく使用されている抗凝固薬のひとつにワーファリン(ワルファリン)があります。
抗凝固薬の使用中は、血液凝固が適切なレベルで抑制されていることを確認するため、定期的な通院が必要となります。使用中は必ず医師の指示に従ってください。また、薬の効果を最大にしつつリスクを減らすために、副作用やワーファリンに反応する可能性のある食品等、注意事項をよく確認してください。
当院では、適切な治療のため
- 医師
- 薬剤師
- 心臓疾患専門の臨床看護コーディネーター
が総合専門チームを組んで協力し、適切な投薬量を決定します。
抗凝固薬が使用される症状
- 心房細動
- 深部静脈血栓症・肺塞栓
- 脳卒中患者の一部
- 人工心臓弁使用患者の一部
- 血管装置使用患者の一部
バムルンラードの治療サービス
- 抗凝固薬(通常はワーファリン)および使用中の指示・注意事項に関する情報提供
- 血液検査(国際標準化比[INR])とワーファリン投薬量の調整
- 出血が生じる可能性のある治療(歯科治療、手術等)のある場合は、使用中止の指示
- 抗凝固薬の補充
- 抗凝固薬に関する電話・電子メールでの情報サービス
- 抗凝固薬の使用に関する資料の配布、当薬を使用する方への患者様カードの配布
所在地
Heart (Cardiology) Center(心臓疾患センター)
バムルンラード・インターナショナル、クリニックビル14階
心機能検査(心電図・エコー・運動負荷テスト)および脳波検査・筋電図
バムルンラード・インターナショナル、ホスピタルビル4階
お問い合わせ
電話: +66 (0) 2011 3491, +66 (0) 2011 3411
ファックス: +66 (0) 2011 3412