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病的肥満の場合の減量

病的肥満とは、標準体重よりも45キロ(100ポンド)以上重いことと定義されており、ボディマス指数(BMI)でいうと40以上になります。体重がこの水準まで増えると、多くの重大な疾病が発生するリスクが非常に高くなるため、現在では世界的に、病的肥満は単なる体の大きさの違いだけでなく、病気として認識されています。

Overview

病的肥満になると、食事療法、運動療法、抗肥満薬といった手術によらない従来の治療法では減量に成功することはほとんどなく、一時的に体重が減ってもリバウンドしてしまいます。そのため長期にわたって体重管理を成功させるには、減量手術による外科的治療が現実的な唯一の治療法となります。減量手術は、病的肥満の確実な治療法として米国国立衛生研究所(NIH)にも認められています。

病的肥満は、以下のような重大な疾病を引き起こします。これらの疾病が同時に発生する場合もあります。

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 高脂血症・高コレステロール血症
  • 心臓発作・心不全
  • 脳卒中
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 脂肪肝、胆石、胆嚢炎
  • 胸焼け、胃食道逆流症(GERD)
  • ぜんそく
  • 背中、腰、膝、足首等の体重を支える関節の痛み
  • 脚の血栓(肺へ流れて突然死を引き起こす場合もあります)
  • 妊娠合併症(糖尿病、高血圧、子癇前症等)
  • 月経不順、不妊症
  • 膀胱障害
  • 一部のがんのリスクの増加
  • 事故多発リスクの増加
  • 精神的問題、社会的困難
  • 寿命短縮

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