関節鏡視下療法と前十字靱帯再建法 (ACL) (膝)

関節鏡視下療法とは何でしょうか、また関節鏡視下療法は膝の前十字靱帯 (ACL) 損傷を修復するに当たってどのように役に立つのでしょうか?

前 十字靱帯再建法では、医師は、関節鏡を通じて関節、さらに膝内部まで挿入した細い器具を使用して、断裂した靱帯の再建を行うことができます。前十字靱帯 (ACL) 損傷は、過度の伸張運動と膝の十字靱帯断裂によって引き起こされます。関節鏡は、光源の付いた細い望遠鏡のようなもので、膝の内部構造を拡大し、検査と治 療が行います。

ACL 再建法はどのように行われるのですか?

ACL 再建法は、通常 1 ~ 2 時間で終了し、全身麻酔でずっと眠った状態か、腰椎麻酔を施した状態で処置を行います。関節鏡手術を受ける患者様の診断や事前の健康状態はさまざまです。 手術も、それぞれ大変異なった患者様特有のものになります。もっとも一般的な ACL 修復法は、採取した腱の切片を利用し、損傷した ACL と同じ位置にそれを移植する方法です。腱の移植片を得るために 7 ~ 13cm ほど膝を切開します。手術の残りの過程は、関節鏡視下で行なわれます。古い ACL 組織を取り除き、新しい腱を固定します。

ACL再建法は何のために行うのですか?

前十字靱帯損傷は自然治癒しません。関節鏡視下 ACL 再建法は低侵襲的手術であり、回復に最低限の時間しかかからずに、安定した膝の動きを復元できます。

リスクと合併症

可能性はたいへん低いものの、関節鏡視下療法中または療法後に下記のような合併症が起こる場合があります。

  • 関節内もしくは関節周囲の構造に対する予期せぬ損傷
  • 腫脹や疼痛を引き起こす可能性のある、関節内部の大量出血
  • 関節内の感染
  • 麻酔に対する反応

術前、術後において外科医の指示に従うことでリスクを減らすことができます。

その他の選択肢

関節鏡視下療法に代わる代替的アプローチについて、外科医がご相談を承ります。例えば関節鏡視下処置では効果がないときは、「切開手術」が必要になる場合があります。

処置志望者の適性

関節鏡視下療法にもっとも適しているのは、治療を受ける部位に手術を施したことがなく、瘢痕化がみられない健康な成人です。検査および患者様とのご相談後、この処置への各患者様の適性を外科医が最終的に判断します。

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