Stem Cell or Bone Marrow Transplantation(造血幹細胞移植あるいは骨髄移植)

造血幹細胞移植 は、骨髄移植とも呼ばれており、再生不良性貧血、骨髄損傷、血液のがんといった血液系の疾患の治療や造血機能の修復に用いられます。


造血幹細胞移植の種類

  • 自家造血幹細胞移植
  • 以下のドナーによる同種造血幹細胞移植:
    • ヒト白血球抗原(HLA)適合血縁者ドナー
    • HLA不適合(1個~3個)ドナー
    • HLA適合非血縁者ドナー
    • HLA半合致血縁者ドナー(患者様の兄弟姉妹・親・子)


造血幹細胞の採取部位

造血幹細胞は以下の部位から採取されます:

  • 骨髄
  • 末梢血幹細胞
  • 臍帯血


造血幹細胞移植の対象となる疾病や症状

  • 自家造血幹細胞移植は、以下のような疾病の治療に用いられます:
    • 多発性骨髄腫(形質細胞のがん)
    • 悪性リンパ腫
    • 白血病
    • 薬剤治療を適応できない重度の自己免疫疾患
  • 同種造血幹細胞移植は、以下のような疾病の治療に用いられます:
    • 悪性リンパ腫
    • 白血病
    • 再生不良性貧血
    • 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)
    • 重症複合免疫不全症(SCID)
    • ウィスコット・アルドリッチ症候群(先天性の免疫不全症)
    • 赤芽球癆(PRCA)
    • 先天性無巨核球性血小板減少症
    • サラセミア
    • 鎌状赤血球貧血(SCA)
    • 先天性代謝異常
    • 骨髄異形成症候群(MDS)(骨髄中の血球形成の異常)


造血幹細胞移植の方法

治療前: まず、造血幹細胞移植に適応するどうかを検査した上で、医師が治療方法を決定し、移植前の治療計画を作成します。前処置療法としては、化学療法や放射線療法が用いられます。

治療中: 感染症のリスクを防ぐため移植手術は無菌室で行います。化学療法や放射線療法で異常な細胞を破壊した後(この際に正常な細胞も傷つけられる場合があります)、末梢血幹細胞を移植します。移植した骨髄や造血幹細胞が正常に機能するまでには少し時間がかかります。また、合併症防止のため十分な経過観察と予防処置が必要となります。


リスクと合併症

  • 移植手術中の免疫低下による感染
  • 移植片対宿主病(GVHD)(同種移植の場合にしばしばみられます)
  • 大量化学療法による器官への悪影響・致命的副作用

 



所在地

Bone Marrow Transplant Unit, Horizon Regional Cancer Center(ホライズンがん治療センター)

バムルンラード・インターナショナル、本館北棟8階

お問い合わせ

電話:+66 (0) 2667 1555
ファックス:0 2667 2915

Clinical Nurse Coordinator (Bone Marrow Transplant) :0 2667 2173